こんにちは、ゆめちょこです。
2025年8月22日のお知らせにて、公式から「迷惑行為に対する日本運営対処方針の改定」が発表されました。
内容が少々複雑なので筆者なりにわかりやすくまとめてみました。※あくまで筆者が読み取った内容になりますので、断定はできません。
全プレイヤーに関係する内容なので皆さんぜひ最後までチェックしてみてください!!
はじめに
黒い砂漠は「PKあり」のMMORPGである
「PKなし」のプレイはLv.49止め or「マルニの密室」が用意されている
黒い砂漠にはPKを回避する手段として、Lv.49止め(緑ネーム)と狩りの場合ではマルニの密室が用意されています。
Lv.50以上で危険地帯にいないとPKされないので「PKなし」のプレイは自身の選択で決めることができます。
しかし、「PKなし」の選択には様々なデメリットがついてきます。
このデメリットを考慮してもPKされないメリットが大きいので「安全にプレイするか」または「PKされる覚悟を決めるか」選びましょう。
アルシャChはPvP特化チャンネルである

アルシャchはPvP特化チャンネルとなっています。
アイテム獲得確率が本来の上限を超えて増える代わりにPKを行っても性向が下がらないようになっています。
アルシャChで殺されるのは”普通”です。PK側は悪くありません。

ですが、PvP特化だからといって相手を不快にさせて良いわけではありません。
人としてのモラルは守りましょう。
今回の改定は「対処方針の改定」=規約違反に適用される範囲が大きくなった
「黒い砂漠」のコンテンツの拡張やプレイ環境の変化などに伴い、昨今、既存の基準では対応しきれないケースが増加しています。
「黒い砂漠」における迷惑行為に対する日本運営対処方針の改定より
そのため、過去にお問い合わせいただいた内容やサービスチームが対応してきた内容から総合的に判断し、改めて健全なプレイ環境を提供できるよう、より柔軟かつ迅速な対応を行える体制を整えるために対処方針の改定に至りました。
上記の文を簡単にいうならば「黒い砂漠のありかたが変わってきているから、現状にあわせて規約違反の範囲を大きくするよ」という意味になります。
つまり、今までゲームの仕様として許されていたことが規約違反になるということです。全てがあてはまるわけではありませんが、今回具体例で挙げられているものが複数あるのでチェックしていきましょう。
今回の改訂で注目する変更点
PKにまつわるもの
安全地帯の定義変更
今まで「安全地帯」とは、村や町などミニマップの名前が水色で示される場所のことでした。
しかし、今回安全地帯の定義が変わり「周辺にモンスターが存在せず、PvEが発生しない地域を含む」と明確に発表されました。
※栽培や採集に関しては、触れられていないため迷惑行為にあたるかは難しいラインだと感じています
安全地帯での演奏や撮影に対する妨害
2022年6月3日お知らせと比較してみました。

このようにゲーム内で危険地帯であろうと、PvEが発生しないエリアの演奏や撮影会の妨害は禁止されました。
格下狩場でのPK禁止

格下狩場での初心者狩りや、余りにも一方的なPKに対して迷惑行為と発表されました。
また、「狩り場争いを目的とせずに行うPK自体が迷惑行為に該当するわけではない」とも記述があります。
ADが適正値で”やりすぎなPK”でなければ問題ないということになります。

実際、紅林砦PKはひどくギルドメンバーの死亡ログが多々流れていました。
実際どのくらいの装備で行うPKがダメなのか
例として「紅林砦(適正攻撃力270)で狩りをしている冒険者に対し、AD合計が800の冒険者が狩り場争いを目的とせずに行うPK」と公式から明確化されています。
※アルシャチャンネルは関係ないので安心して戦いましょう。
裸装備でPKを誘発し、意図的に相手の性向値を下げる行為

横狩りをして相手のPKを誘発して装備脱いで死ぬことで性向値を一気に削って狩場を奪う行為です。
仕掛けた側が圧倒的なデメリットを背負うので処罰対象になるのはありがたいですね。
フィールドボス(イベントボスも含む)出現時のPK
ベグ・マッドマンなどのフィールドボス、またヌーベルやオピン出現時などのPKが迷惑行為と該当されました。
イベントボスは特にPKが多い印象だったので、こちらも対策されて安心しています。
回避手段をとっているプレイヤーへの粘着PK
粘着PKとは「チャンネルや狩場を移動してその場を離脱したにもかかわらず追跡してPKした場合」を定義します。
しかし、現在チャンネル移動のCTが5分と短くなったため「回避手段をとっている他者のプレイを著しく妨害することを目的としたPKした場合」に定義が変更されました。

運営が「個人を追跡したPK」なのか「無差別PK」なのか判断して制裁を行うということですね。
PKを伴わないもの
迷惑行為の禁止
- 個人に対する迷惑行為
- ギルドなどの多数の冒険者に対する迷惑行為
- 不健全な家名やキャラクター名の使用
これらの行為は迷惑行為として警告や制裁などの対応が行われる場合があります。
狩りの妨害
モンスターのヘイトを引いて邪魔する行為も妨害となります。
例1:他人のデキアの灯りで召喚されたモンスターを別途の許諾なく討伐する行為
例2:他人の狩場をずっとフラフラ走り続けるなど
家名/キャラクター名/ギルドのなりすまし行為
他プレイヤーやギルドのなりすまし行為はNGとなります。
例:「イゴールバルタリ」という冒険者になりすますため「イゴールバルタり」という家名で活動
公序良俗に反する発言

ゲーム内のチャット利用を通じた迷惑行為も制裁対象です。
ゲーム内の「チャットを通報」機能から不適切な発言があった場合、運営に通報することができます。
対処に至るまでの判断や申告について
迷惑行為を受けたプレイヤーは、サポートセンターへ申告しましょう。
申告の際に、下記のような情報を提出すると早めに対処できる場合があります。
サポートセンター経由で制裁が行われた場合、制裁の段階にかかわらず申告者へ連絡が来る場合があります。この場合、サポートセンターの返答内容をSNSや他者に公開することはNGです。
今なぜこのような「改定の明確化」が行われているか

ここからは個人的な筆者の意見になるので、あくまで考察になります~
①現プレイヤーのPKに対する意識が大きく変わった
今なぜこのような「改定の明確化」が行われているかを考えると、現プレイヤーのPKに対する意識が大きく変わったのが理由かと思います。
仕様であるPKを本物の悪、制裁対象と思っていたり存在自体がアウトという人が増えてしまったのが問題です。
Lv.50に上がるための依頼にもPKされるリスク等の説明もあります。
ですがそれを無視してしまった、軽視してしまった結果が現状ですよね。
そして実際にPKされた際にPKをそもそもやってはダメ、無い方がいい、PK出来ないチャンネルを作るべきと運営に対しての抗議があったからこそ今回の運営の対応があったのかと考えています。
②無差別PKが減って、相対的に粘着PKの率が上がった
黒い砂漠当初は、アカネも珍しくなく無差別PKも粘着PKもよくありました。
ゲーム内の仕様としてべリア村の「黒いローブの男」からプレイヤーをサーチすることも可能だったため、現在よりもPKが推奨されていたとも言えます。
また、昔はバレンシアなどの「無差別PK」が中心で現在よりも「粘着プレイ」が今ほど目立っていませんでした。
しかし狩場の変化やプレイヤーの減少もあり、無差別PKが減って粘着プレイヤーだけが残ってしまいました。
Q&Aコーナー

気になる内容をいくつかQ&A方式で回答します。
- Q青ネーム放置PKは処罰対象か否か
- A
運営から明確な答えはでていませんが、多数の通報などで処罰対象となる可能性はあります。緑ネームで放置するなどして対策しましょう。
- Q生活コンテンツ(栽培や馬捕獲、採集など)をしているプレイヤーを対象としたPK
- A
即時BANなどの可能性は低いですが、迷惑行為として取られる可能性があります。かなりグレーなので推奨はしません。
- Q海洋地域の船コンテンツのPKは処罰対象か否か
- A
船コンテンツでの基本的なPKはおそらくOK。
ただ、重帆船でバルタリ帆船や高速艇へ攻撃するのはアウトの可能性があります。
また、ベルに向かうガレー船襲撃などはFBの妨害として迷惑行為になると考えます。
- Q装備を狩場水準に落としてのPK行為
- A
おそらく問題ないでしょう。狩りを楽しみたい方はチャンネル変更をして回避手段をとりましょう。ですが今後対策されそうな気がします…。
- Q狩り中に防御盛りや回避盛りでPKする気も無いけど、PKされる気も無いプレイヤーはどういう扱いになるのか
- A
狩りの進行妨害として迷惑行為に該当する可能性があります。※狩場争いではないため
- Q黒い砂漠とは別のSNS上での嫌がらせ・公序良俗に反した発言は?
- A
ゲーム外の場合は、黒い砂漠運営は処罰できません。ただ、モラルに反した行為なのでやめておきましょう。
- Q狩場にトラップを置く行為
- A
MPKを狙った行為として迷惑行為となるため処罰対象になる可能性が高いです。
筆者がたどり着いた結論
現在はPKを行い、制裁対象になるリスクがかなり高くなっています。一般チャンネルでのPKは控えるのが無難な選択になりそうです。
今の運営がカジュアル勢や新規勢を優遇する傾向になっているため、PK民は少々風当たりが厳しい状況です。
また、今回は日本のみの規約改定のため日本運営がきちんとプレイヤーの声を1つ1つ聞いているのが伺えて嬉しいですね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!