こんにちは、ゆめちょこです!
今回は「黒い砂漠」が超快適に動くPCレビューということで、筆者が実際に黒い砂漠を遊んでいるPC を紹介しながら、快適にプレイできるスペックやおすすめPCについてまとめました。
これから黒い砂漠を始める方、既存プレイヤーの方に向けてスペックや実際のプレイ感などを紹介していきたいと思います。

実際に砂漠で遊んでいる私の体験をもとにまとめているので、PC選びの参考になるかと思います…!
「VERY LOW」でも実はゲームプレイに支障がでている
黒い砂漠は最近のゲームでよくある高スペックPCでないとプレイできないタイトルでは決してありません。
アップスケールや最適化モードを通じて、低スペックPCやノートPCでも問題なく動くことから買い換えを検討していない方も多いかと思います。
実際筆者も同様に「動くからいっか!」といった感覚で下記のスペックのPCを以前使用していました。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5-8500 |
グラフィックス | GeForce GTX 1060 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 2TB HDD |
価格 | 155,310円 |
実際「リマスター」では下記のようなプレイ感になっていました。
設定を状況に応じて変更することで、ぎりぎり遊べる程度ですね。
買い替えを考えた理由
①画質を下げてプレイしないといけない




これは同じ場所で設定を変えて撮影したSSです。(全てクリックで拡大)
「VERY LOW」と「リマスター」ではかなり質感の差がわかりますね。
人物では肌の陰影、目のハイライトなど表情に差がでてきています。また、風景では洞窟内の光源や霧が美しく描写されることで幻想的な雰囲気が感じられますね。
全体的に「VERY LOW」はのっぺりと粘土のようになってしまうため、せっかくなら「リマスター」で常に楽しみたいと思いました。
②狩場でfpsが安定しない
設定をどれだけ軽くしても狩場でのFPSが安定しません。特にヘッセ聖域やデキア狩場などMOBが大量に湧く狩場ではプチフリが起きることもあり、実際に死んでしまった経験もあります。
狩りが全くできないほどのレベルではありませんが、効率的に時給を出すにはやはり高スペックPCのほうが良いです。
③スペック不足で死ぬ!

ウトゥリです。この鳥の描画が多すぎて「VERY LOW」でもAoEが表示されないor表示が遅いことが多発しました。エフェクト設定や最適化がONになっていないかなど確認しましたが、それでもこの鳥の見えない攻撃に理不尽な死を繰り返しました。
黒い祠でエフェクト透明度や最適化モードオフなど設定の見直しを行ってもAoEが見えない人はPCの限界です。買い替えましょう…。
黒い砂漠に必要なPCスペックまとめ
項目 | 最低 | 推奨 | リマスター | パフォーマンス | ウルトラ |
---|---|---|---|---|---|
解像度 | 720p | 1080p | 1080p | 1440p | 4K |
画面品質 | 低い | 普通 | リマスター | リマスター | ウルトラ |
プロセッサ | Intel Core i3 第4世代 |
Intel Core i5 第8世代 AMD Ryzen5 2000シリーズ |
Intel Core i7 第9世代 AMD Ryzen5 3000シリーズ |
Intel Core i7 第12世代 AMD Ryzen7 5000シリーズ |
Intel Core i7 第12世代 AMD Ryzen7 5000シリーズ |
メモリー | 8GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
グラフィックカード |
GeForce GTX 970 Radeon RX 480 |
GeForce GTX 1660 Super | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 4070 Super | GeForce RTX 4080 |
OS | 64ビットのWin10 | 64ビットのWin10 | 64ビットのWin10 | 64ビットのWin10 | 64ビットのWin10 |
ハードディスク |
95GB HDD (SSD推奨) |
95GB SSD | 95GB SSD | 95GB SSD | 95GB SSD |
推奨スペックは「動作可能な最低ライン」であり、常に快適に遊べるとは限りません。また、ウルトラは公式から動画や撮影のためのモードと記載があるので、実質目指すラインは「パフォーマンス」となる。
ゆめちょこ愛用!黒い砂漠用おすすめPCを紹介

項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen7 7800X3D |
グラフィックス | AMD Radeon RX 7800 XT |
メモリ | 32GBメモリ |
ストレージ | SSD 2TB×2(増設済) |
価格 | 267,000円 |
購入時の価格は267,000円でショップは「FRONTIER」となります。FRONTIERでは毎月「週替わりセール」、「月替りセール」を行っており、圧倒的なコスパでゲーミングPCを購入することができます。
また、筆者はホワイトモデルの外見の可愛さに惹かれて購入しました…!


実際に置くとこんな感じです。テンション上がりますね!
新しいPCで実際にプレイしてみた感想
上記で紹介したFRONTIERのPCで実際にプレイした結果となります。
※FullHD(1920×1080)で行った検証となります。
グラフィック設定と平均FPS
ウルトラモード
画面品質 ウルトラモード・テクスチャ品質 HIGH・アンチエイリアシング TAA。
※ウルトラモードは動画や撮影のためのモードですが指標の1つとして検証しています。



描画品質:ウルトラ | |||
---|---|---|---|
通常時 | 都市部 | 戦闘中 | |
FPS | 110~120 | 70~80 | 60~70 |
GPU 使用率 | 100% | 100% | 100% |
GPU 温度 | 70℃ | 70℃ | 70℃ |
CPU 使用率 | 60% | 60% | 60% |
メモリ使用率 | 15GB | 15GB | 15GB |
リマスターモード
画面品質 リマスターモード・テクスチャ品質 HIGH・アンチエイリアシング TAA。
戦闘中でも100以上のfpsで動作が確認できました。十分安定してプレイできます。



描画品質:リマスター | |||
---|---|---|---|
通常時 | 都市部 | 戦闘中 | |
FPS | 150~165 | 135~140 | 110~120 |
GPU 使用率 | 73% | 60% | 95% |
GPU 温度 | 66℃ | 64℃ | 70℃ |
CPU 使用率 | 50% | 50% | 60% |
メモリ使用率 | 15GB | 15GB | 15GB |
MIDDLE HIGH



画面品質 MIDDLE HIGH・テクスチャ品質 HIGH・アンチエイリアシング FXAA。
リマスターモードよりもGPU/CPUの使用率が低いため、裏で作業しても問題なさそうです!
描画品質:MIDDLE HIGH | |||
---|---|---|---|
通常時 | 都市部 | 戦闘中 | |
FPS | 165 | 140~150 | 150~165 |
GPU 使用率 | 40% | 39% | 78% |
GPU 温度 | 60℃ | 60℃ | 64℃ |
CPU 使用率 | 50% | 54% | 56% |
メモリ使用率 | 15GB | 15GB | 15GB |
実際の快適さ・安定性
新しいPCに買い替えましたが、かなり快適になりました。
まずは、全体的にfpsが向上し都市部では120、他の場所では150程のfpsとなり非常に動きがなめらかになりました。
また、クログダルなどの速い馬で高速移動しても描画が追い付くようになりオブジェクトに埋まるような現象がなくなりました。(カーマスリビアの塔だけは埋まる…)
そして何より狩りでの時給がUPしたこと。ちょっとしたもっさり感がなくなっただけでここまで変わるとは思っていませんでした。エフェクトの表示もきちんと追いつくのでウトゥリも死ななくなりました…!!
発熱や静音性など実機レビュー




発熱ですがケースのフロントにファンが3つ、リアにファンが1つあります。フロント、リア、トップがメッシュになっているため通気性も良いです。
静穏性も許容範囲内の音かと思います。夜間も睡眠時に気にならない程のファン音なので助かります。

背面はこんな感じ。
黒い砂漠用PCを選ぶときのポイント
リマスターで動かす最低スペックはこのくらいほしいです。裏で他の作業をしたりする方は、メモリは32GBあっても良いかと思います。
また、放置を行う方はLEDの「ON/OFF」が可能かどうか必ず確かめましょう!たまにLEDを消せないメーカーもあるので注意が必要です。
筆者が購入したモデルは「MSI Center」の制御+グラボは物理スイッチで切り替え可能でした。

【価格別】黒い砂漠におすすめのPC候補
エントリーモデル:15~20万台
【MDL.make】MD56T57

OS | Windows 11 Pro 64ビット |
CPU | Ryzen7 5700X |
グラフィック | GeForce RTX™ 5060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ(SSD) | M.2 Gen4 500GB |
価格 |
CPUはRyzen7 5700Xを採用しています。Core i5-14400Fと比較してもほとんど性能差のないものとなっています。ゲーム性能を見ればRyzen7 5700Xのほうが勝っているともいえるでしょう。
その他、グラフィック・メモリ・ストレージ・マザーボードなど主要なパーツは全て同じですね。
OSに関してはMDL.makeのこのパソコンが「Windows 11 Pro 64ビット」と良いものが入っています。
Proだから性能が高いという訳ではないですができる機能が若干増えるのでもともとProにしたかった方にはうれしいポイントですね。1年間のセンドバック保証つき。

現在セール中で価格が安くなっています。ぜひこの期間に購入しましょう!
【ドスパラ】Lightning-G AV-Ti7B Ryzen7 7700/RTX5060Ti 16GB搭載

OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
メモリ | 16GBメモリ DDR5 |
ストレージ(SSD) | 500GB Gen4 SSD |
価格 | ¥174,980円 |

OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
メモリ | 16GBメモリ DDR5 |
ストレージ(SSD) | 500GB Gen4 SSD |
価格 | ¥174,980円 |
筆者がドスパラ内で最もコスパに優れたと感じているのがこのモデルです。
このモデルは20万円以内にも関わらずグラフィックボード「GeForce RTX 5060 Ti 16GB」を搭載しています。
また、CPUも「Ryzen 7 7700」とゲーム用途ではボトルネックの心配はほとんど無く最高の組み合わせと言えます。
ストレージは初期状態ではやや不足気味なので1TB以上にカスタマイズすることがおすすめです!
保証期間1年つき。
ミドルモデル:20~30万円台
【FRONTIER】FRGHLB760/SG4

項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i7-14700F |
グラフィックス | AMD Radeon RX 9060 XT (16GB) |
メモリ | 32GBメモリ |
ストレージ | SSD 1TB |
価格 | ¥219,800 |
こちらはフロンティアの週替わりセールではないですが、おすすめできるPCとなっています。黒い砂漠をリマスターで動かすのにちょうど良い性能で、メモリも32GBとなっているためかなり余裕もあります。
初めてゲーミングPCを購入する方にも安心しておすすめできるモデルです!
SSDが1TBのため、増設を視野にいれても良いかもしれません。1年間センドバック保証つき。
【MDL.make】 Ryzen7 9700x RTX5070

OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen7 9700x |
グラフィック | RTX 5070 |
メモリ | 16GB |
SSD(ストレージ) | 1TB |
価格 | ¥235,800~ |
今回紹介するゲーミングPCではちょうど中間の性能と価格ですが、カスタムの豊富さとサポートの手厚さがとても良いです。
保証だけで無く将来的なカスタムや修理の購入者割引が付いているので長期的な利用を考えている方にはとてもおすすです!
また、カスタムも豊富でケースも選べるので見た目や性能面でもアップグレードできるのが良いですね!
✔ 保証期間:1年間センドバック保証、公式LINEでのサポート、将来的なカスタムや修理の購入者割引
ハイエンドモデル:30万~
【FRONTIER】 FRGPLMB650B/SG3

OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti[ブラック] |
メモリ | 32gb(DDR5-5600) |
SSD(ストレージ) | 2TB (M.2 NVMe SSD) |
価格 | ¥334,800~ |

OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラフィック | AMD Radeon RX 9070 XT [ホワイト] |
メモリ | 32gb(DDR5-5600) |
SSD(ストレージ) | 2TB (M.2 NVMe SSD) |
価格 | ¥339,800~ |
今回紹介するゲーミングパソコンでは一番価格が高いですが、CPUを7800X3D/9800X3D、メモリを32gb搭載しているモデルなのでCPU依存度が高いゲームやメモリを沢山使うゲームでも高いパフォーマンスを出せるPCです!
競技に特化した比較的軽いゲームからグラフィック重視のゲームもWQHD以上の解像度で快適にプレイ出来るのでオススメです。
ストレージもSSD2TBと増設の必要もないためカスタマイズをしなくても十分な性能のPCと言えそうです!
✔保証期間:1年間センドバック

どんなゲームもできるので沢山ゲームをする方にお勧めしたいPCです!
【ドスパラ】GALLERIA FDR7A-R58-W Ryzen 7 7800X3D搭載


OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | GeForce RTX 5080 16GB |
メモリ | 32GBメモリ DDR5 |
SSD(ストレージ) | 1TB Gen4 SSD |
価格 | ¥404,980 |
GALLERIA FDR7A-R58-Wは最新のRyzen 7 7800X3Dを搭載したハイエンドゲーミングPCです。基本モデルと同じ価格で「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC+ PC Game Pass」が同梱されています。
3D V-Cache 技術によりゲーム性能が大幅に強化されており、CPU負荷の高いタイトルで真価を発揮します。
高い処理能力を備えているため、黒い砂漠や最新AAAタイトルも高解像度かつ高フレームレートで快適にプレイできます。配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも余裕をもって対応できるのが良いポイントですね。保証期間 1年及び最大5年の選べる追加保証あり。
最新世代のパフォーマンスを求める方におすすめの一台です!
これから始める方も既存のプレイヤーも快適に黒い砂漠を遊ぼう!
黒い砂漠は美しい映像と幅広いコンテンツが魅力のMMORPGですが、それを最大限に楽しむにはやっぱり快適に動くPCが欠かせません。
これから始める方は、最初からしっかり動くPCを選べばストレスなく冒険に集中できますし、既にプレイしている方も「動作が重い…」と感じているなら買い替えでゲームプレイがかなり変わります。
私自身も実際に使っているPCで快適さを体感しているので、この記事が少しでも皆さんのPC選びの参考になれば嬉しいです。
ぜひ自分に合った1台を見つけて、快適なプレイ環境を整えていきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!