こんにちは!ゆめちょこです!
今回は、ガラスマウスパッド向けのマウスソール(Mouse skate)についての簡単な解説と、おすすめ製品のご紹介をしていきます!
最近では、ガラスマウスパッドがコラボ商品として登場したり、人気が高まってきたりしています。この記事を通して、ご自身に合ったマウスソールを見つけるきっかけになれば嬉しいです!
今回の紹介・解説に入る前に、実際に使用した環境をご紹介します。
検証用マウス : Pulsar Xlite V3 Size2 , Pulsar X2 Wireless Brucelee Edition
マウスパッド : Musashi Air (バランス、コントロールスピード系ガラスマウスパッド)
マウスソール : 6枚貼りと4枚貼り両方で使用済
ソールの素材
強化ガラス、金属、人口宝石制はやめておこう
マウスソールには多くの素材が存在しますが、選ぶ際にまず押さえておきたい重要な点があります。
特に、ガラス製のマウスパッドで使用する場合には、このポイントを最優先でチェックする必要があります。
強化ガラス、金属、人工宝石製のソールをガラスマウスパッドで使うのはやめましょう!
メーカーからも言われていますがどちらか硬度が低い方がどんどん削られてしまうので、強化ガラスと同等もしくはそれより硬い素材を使っているソールの使用は止めましょう。
ジェラコンに関してはNitroFactory様からの注意喚起があったり、Artisanの水蜘蛛フタエの場合だと形状的にオススメ出来ない等、まだまだ普及していない素材のソールなので今回は除外させていただきました。
ナイロン、ULTEM等も今回は外させていただきました。
今回の記事では様々なメーカーが販売している素材のみ採用しています。
PTFEソール
素材 | スピード | コントロール | 耐久性 | 価格 |
---|---|---|---|---|
フッ素樹脂 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 安い |
超定番でオススメされるのがPTFE製のマウスソールです。
定番だけあって色々なメーカーが出しているのと価格帯が安いのが良いですね!
また使用感はとにかく滑りが良くて、初動が本当に軽いのでコントロール系、スピード系のガラスマウスパッドを使用していて更にスピードが欲しい人にはぴったりなソールだと思います!
ガラスマウスパッドの特性上ソールの摩耗が凄いので、PTFEだと摩耗速度が速いので定期的にソールを交換しないと滑りが変わったりしたり感触が変わるのがデメリットではあります。
また、PTFEには純度によって滑りが変わります。純度が上がれば滑りも速くなる感じになるので100%PTFEと高純度PTFEでは僅かではありますが滑りに差を感じるかと思います。

定番素材で様々なメーカーが出しているので選択の幅が広がりますね!
特殊硬化PTFEソール、硬化PTFEソール
素材 | スピード | コントロール | 耐久性 | 価格 |
---|---|---|---|---|
フッ素樹脂+α | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 高め |
簡潔に紹介すると、硬化PTFEはPTFEに追加で素材を入れたり工程を変えて耐久力が上がったものになります。
通常のPTFE程のスピード感はありませんが耐久性、コントロール、静音性等が上がっているのが特徴的です!
PTFEとUHMW-PEの良い所を取ったような感じなので、値段は少し高いですがバランスの良いソールを求めているのであれば硬化PTFEソールはとてもオススメです!
デメリットとしては耐久面が改善されたとはいえ結構な速度で摩耗がすること、そして値段が少し高かったり内容量が少なめな所ですね…。
ですが硬化PTFEのちょうどいいバランスの良さは多少価格が高くても選んでしまうくらいには大好きです!

特殊硬化PTFEと硬化PTFEはメーカーによって若干違うらしいです。
素材や独自工程を挟む場合があるので気になる人はメーカーに聞いてみましょう。
UHMW-PE(UPE)ソール
素材 | スピード | コントロール | 耐久性 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
超高分子量ポリエチレン | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | 安い |
超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)ソールはコントロールと耐久性を特化させたマウスソールです!
滑りに関してはPTFE程ではないですが、全く滑らないという事もない。私も最初に使ったときは意外と滑るなと思いました。
ガラスマウスパッドメーカーもオススメするだけあって耐久面に関しては高いです。数ヶ月単位で使っても使用感が初期とほとんど変わらない、常に同じような使用感を得られるのはとても大きいです!

価格に関して通常のPTFEと同じような価格帯なので安く済むのも良いですね!
マウスソールの選び方
ソールを貼る場所の深さとサイズを確認しておこう
マウスソールを選ぶ際は好みが大半ではありますが、この2点を必ずチェックしておきましょう。
基本的に問題ないかと思いますが、汎用ソールの高さが基本的には0.8mm、サイズが0.5~0.8mmなので高さが足りない場合や貼るサイズが無い場合が少なからず起きてしまうようです。そこだけは気を付けておきましょう!
環境によっても使用感が凄い変わってくるのでそれもお忘れなく!!!
自分に合ったソールを選ぼう
選ぶ理由の大前提として「自分に合ったソール」を選ぶことが重要です。
求めている使用感に合わせたソール素材をまとめてみましたので下記を参考にしていただければ幸いです。
- 滑りが良いのがとにかくほしい → PTFE、硬化PTFE
- ある程度滑りが良ければいい → 硬化PTFE、UHMW-PE
- 滑らないものがいい → UHMW-PE
- 耐久性がいいものが良い → UHMW-PE
- 価格をとにかく安く抑えたい → PTFE、UHMW-PE
- 静音性を重視したい → 硬化PTFE、UHMW-PE

求めているものに対して複数素材がでてくるので難しいポイントです。あくまで筆者のお話なので参考程度までに!

マウスソール選びが「沼」と呼ばれる理由がわかってきたかも~!
自分の感覚との戦いにもなってくるのが難しいところですが、貼る枚数でも若干の変化を出せるのが汎用マウスソールのとても良い所なので色々試してみると解決することもあります!
交換頻度に関してですが素材や環境でもかなりの差があります。限界まで使い続けるのもありですが使用感が変わってくるので定期的な交換を自分はオススメしています。
最初はEsportsTiger Arc1汎用ソールを使っていました。
ですが使用感がいまいち合わなくて上の候補から絞って硬化PTFEソールを試して気に入りました。
そこから少し経過して今回紹介した3素材のマウスソールを購入、使用比較をした結果自分に合ったソールを絞り込むことが出来ました。
実際に使ってオススメできるソール5選!
ここからは実際に使ってみてオススメのソールを紹介していきたいと思います!
筆者の使用した感想を書いているのでズレや違いがあるとは思いますが参考程度にしていただければ幸いです。
Ghostglides Cyclone dot(硬化PTFE)

スピード | コントロール | 静音性 | 耐久性 | コスパ | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |

最初に紹介するのはイギリスのメーカーGhostglidesが出しているソールです!
値段が高くコスパは正直良くないですが、製品のクオリティと使ってた時の手から伝わる感覚が素晴らしいです。
スピードとコントロールがちょうど良く、初動が100%PTFEのような軽さ、グリップ力もあります。
何より使ってるときに本当に滑ってるのかと思うくらい抵抗が感じないのが凄いですね。
滑走音も割と静かな方だと思います!
値段が高いのが最大のデメリットですがそれでもオススメ出来る品質と製品の完成度を持っているので、是非一度試してください!
X-raypad obsidian air dot(硬化PTFE)

スピード | コントロール | 静音性 | 耐久性 | コスパ | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |

見覚えのある人は沼にハマったことがある人だと思います。困った時のオススメ筆頭ソールです!
このソールは他ソールと違い粘着シールとソール部分の間にソフトマイクロポーラスウレタンフォームと呼ばれる素材を挟む3層構造になっており、滑走音や衝撃を吸収するようになっているので静音性が高くよりグリップ力が上がっています!
実際に使用した感想は周りがオススメするのも納得の性能です!
滑り良し、静音性良し、コントロール面も文句なしの良さ!全てが高水準にまとまった製品だと思います!
欠点もほとんどない製品なので、先にも言いましたが困ったらオススメできるマウスソールです!
値段が少し高いのと硬化PTFEとはいえ使用している環境によっては消耗速度が速いのがデメリットです。
X-raypadはマウスパッドを愛用していましたがマウスソールでもここまで凄い製品を出すのは流石ですね。
誰にでもオススメ出来るソールだと思います!
QSPEC 汎用ソール(PTFE) ★おすすめ

スピード | コントロール | 静音性 | 耐久性 | コスパ | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |

PTFEソールで一番オススメしたいのはQSPEC汎用ソールですね!
本当に使ってて気持ちが良いソールです!
心地よい滑りでPTFEとは思えないくらい止める時もしっかりしているので何かタネがあるんじゃないかと思わせるくらい欠点がないソールだと思います。
PTFE素材なのにグリップ力を高く感じて硬化PTFEを使っている感覚があったのもとても良かったです!
静音性についてはPTFEなので気になる人にはちょっとうるさいと感じると思います。
一つだけ注意事項として透明な保護シートがソールに付いているので必ずはがしましょう!!
もっと早く出会えればと思うくらいには大好きなソールです!
また5~7mmセットや各サイズで売られているのもとてもありがたいですね!
梱包が丁寧でソールはがし用のツールもついてるのがポイント高いです。
WAIZOWL×KIBU 汎用ソール Shiro(PTFE)


現在在庫切れみたいですね・・・(2025年4月現在)
スピード | コントロール | 静音性 | 耐久性 | コスパ | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
★★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
PTFEコスパ最強代表といえばShiroです!
最大の魅力は安さでしょう。160粒入りで850円(1粒当たり約6円)という破格の安さに加え100%PTFEなので滑りも良いです!
品質もとても良く色が違う保護シールも丁寧に貼られています。高品質でユーザーに配慮した素晴らしい製品だと思います!
使用した感想はスピードが速い、そして軽いですね!EsportsTiger Arc1に近いなと思いました。
今回オススメするソールの中でスピードはトップで早いと思います!!
静音性についてはPTFEらしい音ですね!人によっては気になると思います。
また粘着シールがかなり強力でガッチリ固定されているのもいいですね。
コントロール系のマウスパッドを使っててスピードが欲しい場合やコスパで決めたい人にはピッタリです!
なんでこんな品質が良くて沢山入っているのに安いのか…
WAIZOWL×KIBU 汎用ソール Washi(UHMW-PE)


現在在庫切れみたいですね・・・(2025年4月現在)
スピード | コントロール | 静音性 | 耐久性 | コスパ | オススメ度 |
---|---|---|---|---|---|
★★★☆☆ | ★★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★★ | ★★★★★ |
Washiは先に紹介したShiroを超えるコスパを持ったマウスソールです!
UHMW-PE素材なのでスピードは出ないですが、圧倒的なコントロールと耐久性を持っています。
価格はShiroと変わず、素材がUHMW-PEで使用期間が圧倒的に長いのでコスパ面ではWashiの方が優れています。
使用した感想は思ったよりは滑る。そして圧倒的に使いやすいですね!
布マウスパッドでコントロールを使っていて、ガラスマウスパッドでもコントロールに寄せたい人にはちょうどいいと思います!
滑走音も思ってた以上に静かなので普段使いからゲームまで幅広く使えると思います。
こちらも粘着シールが強力なのも良いですね!
5点貼り、短い間隔で3ヶ月交換をしても使い切るまで約8年掛かるのは素晴らしいです。UHMW-PEソールは長持ちするので限界まで使い続ければもっと持ちます!また、Shiro同様とても高品質です。
あとがき
今回はガラスマウスパッド向けマウスソールに関しての記事でした!
参考になるかは人によっても様々だとは思いますが、自分が実際にマウスソールに悩んで時期に欲しかった情報を中心に書いてみたので多少でも参考になったら嬉しい限りです。
オススメしたいソールや使ってみたいソールもまだまだ沢山あるのでいつか全部紹介出来たらなと思っています!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!
値段が高くてもそんな変わらないかなと思った時期が私にもありました…。とても良い製品です。
今回紹介するソールで一番のお気に入りです!