今回は2025年1月23日に発売された「ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist」の紹介をしていきたいと思います。
前作「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」の続編となる本作ですが前作との違いや新たな魅力に迫っていこうと思います!
※筆者は前作プレイ済&本作10時間プレイ中です。ストーリーのネタバレはありませんが、本作のゲーム要素には触れていきます。
ゲームの概要
タイトル | ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist |
ジャンル | 2D探索型アクションRPG (メトロイドヴァニア) |
価格 | ¥ 3,278 |
リリース日 | 2025年1月23日 |
開発元 | Adglobe/Live Wire |
『ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist』は2025年1月22日に正式リリースされ、AdglobeとLive Wireが開発の2D探索型アクションRPG(メトロイドヴァニア)です。
前作「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」の続編となっています。ゲーム要素はしっかり引き継がれており、美麗なグラフィックと独特のストーリー、そして「死にゲー」としての難易度も備えています。
あらすじ
前作『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』の数十年後を舞台にしており、地下から吹き上がった穢れた煙によって狂気を帯びた人工生命体「ホムンクルス」が暴走する「煙の国」 が舞台。
主人公の調律師「ライラック」はホムンクルスを救う力(調律)を持ち、記憶喪失の状態で目覚めます。彼女は契約を結んだホムンクルスと共に懐かしい記憶と仲間の行方を探し、広大な煙の国を旅します。
ゲームの特徴
広大なマップ探索
「煙の国」を舞台にした広大なマップ探索。エリアごとに個性的なデザインや雰囲気があり、謎解き要素や隠しアイテムが多数存在します。
「ライラック」は下層近くの地下の実験場で目覚めるが、「ノラ」というホムンクルスに出会い世界の謎を紐解くために下層の上の中層、さらに上層を目指して探索を進めていきます。
戦闘システム
主人公ライラック自身は直接戦闘せず、仲間となる「ホムンクルス」のスキルを使用しながら戦う独特の戦闘スタイル。ホムンクルスはそれぞれ異なる性能を持ち、攻撃型、防御型、サポート型などあらゆる組み合わせが可能。
合計30種類以上のスキルがあり、戦闘スタイルを自由にカスタマイズ可能し自分だけのバトルスタイルを楽しめます。
美麗なグラフィックと音楽
細部まで綺麗に描かれたグラフィックは本作の一番の特徴ではないでしょうか。絵本の中に迷い込んだような独特な美しさがあります。また、ホムンクルスという異質な存在でありながらもどこか温かみを感じるデザインとなっていて魅力的を感じています。
音楽は前作『ENDER LILIES』に引き続き、音楽集団「Mili」が全楽曲を制作しています。切なく美しい音楽がゲームの魅力をさらに高めていますね。
前作からのボリュームアップ
難易度の設定が最初から可能に
難易度の設定がスタート時から可能になり「イージー」「ノーマル」「ハード」「カスタム」といった形でゲームが苦手な人でも楽しめるようになりました。
特にカスタム設定することで敵の攻撃力やダウンなどの細かい設定が出来るのでバランスよく楽しむことが出来ますね。
スキルは30種類以上
前作では全スキルが計26個でしたが、本作ではスキル総数が30種類以上となっています。また、1人のホムンクルスが3種のスキルを保有しておりカスタマイズ性が広がりました。
また、スキルの強化では「威力」「ダウン力」「速度」「範囲」などの要素が追加されています。
装備システム
本作からは装備システムが追加され「シェル」「バングル」「エイド」の3種類の装備を組み合わせ、基礎能力の向上を行うことができます。また、前作からある「レリック」ですが町でレリックの強化を行うことが出来るようになっています。
装備には強力な能力が備わった物もありボス戦で大活躍かも…!?
キャラクターとの交流
本作からはキャラクター達との交流が盛んに行えるようになりました。レストポイントでは「会話」を行うことで契約を交わしたホムンクルス達と交流を行えます。ホムンクルス同士の思いや主人公の考えなどストーリーをより深く知ることが出来ますね。
また、拠点となる町があり生存している人と会話を行うことも出来るようになっています。
ギャラリー要素
ゲーム内のメニューからは登場キャラクターのデザインやモーション、背景などを楽しむことが出来ます。こちらもゲーム内素材を使用して解放するため「やり込み要素」としてコレクションしたくなりますね。
前作未プレイでも楽しめる?
前作「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」は2021年6月22日に発売されました。
「果ての国」と呼ばれた世界は「死の雨」によって滅び、王国は呪われた不死者たちに支配されていました。 そんな荒廃した地で「リリィ」という白い少女が「穢れを浄化する力」で亡霊となった者たちを救う旅にでます。滅びの元凶は何なのか、自身は何者なのか真実を求める戦いに挑むことになります。
前作のエンダーリリーズは「果ての国」が舞台になっているのに対し、エンダーマグノリアの舞台は「煙の国」となっています。また、時系列も数十年後の未来になっておりますが共通の世界になっていることから繋がりは大きいです。
前作未プレイでも楽しめます!但し、前作をプレイしていた方がもっと楽しめます!!
2つの作品を通して登場する「穢れ」。断片的な遺言や手紙をフィールド上で発見できますが、エンダーリリーズをプレイ済のプレイヤーならワードから予想や考察をより深く楽しむことができます。
「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」はクリアまで20~30時間程度のゲームになるので、本作をプレイする前にぜひプレイしてみてください!!
筆者の感想
エンダーマグノリアを10時間プレイした段階の感想になりますが、とにかくマップが広いです。特に今回は「テレポート」を駆使したマップで何も考えていなかった筆者は苦しめられました。(良い意味で!)
また、難易度「ノーマル」でプレイしていますが序盤の敵はサクサク倒しやすく、エンダーリリーズと比較し優しい仕様になっている気がしました。特に接敵ダメージがなくなっていることが大きな違いですね。ボス戦でのストレスが減る大きな仕様変更だと思います。また、スキルの回数制限もなくなっているので遠距離攻撃し放題です!これは嬉しい。
しかし中層からはそれなりの難易度になってきます。少しずつ難易度が上がっていくのはやり応えがあって楽しめます。(序盤で難しすぎると心が折れてしまう…)
個人的に好きなポイントはファストトラベル後わんわんを撫でるモーション。癒されます..可愛い。
また、Steamの全てのレビューが「圧倒的に好評」と前作に続きゲームとしての完成度は非常に高いです。もし興味が湧いたら、ぜひ一度プレイしてみてください。
あとがき
今回は2025年1月23日に発売された「ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist」の紹介をしていきました。前作と比較し、今回は全体的にボリュームもアップし遊びやすくなっていました。
メトロイドヴァニアのゲームはつい黙々と集中して遊んでしまうので時間があっという間ですね。まだ中層の段階なのでエンディングを目指して頑張って行きたいと思います!!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!