こんにちは、ゆめちょこです。
今回は「Escape from Tarkov」通称「タルコフ」についてどんなゲームなのか、どのような人におすすめのゲームなのか紹介していきます。
概要
タイトルの「Escape from Tarkov」にもあるように、
プレイヤーは紛争地域であるTarkovから脱出するゲームだ。
ただ、現在このゲームはクローズドβであるため現在は実際に脱出(クリア)することはできない。
対応機種 | PC |
開発元 | Battlestate Games |
発売日 | 2017年7月27日(クローズドβ) |
価格 | 50$+手数料~ |
公式サイト | https://www.escapefromtarkov.com |
どんなゲーム?
一言で説明するとこのゲームは「超リアルFPS+RPG+サバイバル」だ。
PvPvEであり、プレイヤーとNPCが混在したマップでアイテムを拾ったり、クエストを行いそのマップから脱出を目指す。
このゲームの大きな特徴の脱出。
脱出により戦闘はもちろん、戦闘を避けアイテムを漁る、クエストを行うなどプレイヤーの好きなプレイスタイルでゲームを楽しむことができる。
これらを踏まえこのゲームの特徴について細かく見ていきましょう!
リアル
このゲームの一つ目の特徴、それはリアルだということだ。
もちろんグラフィックもリアルではあるが、今回紹介するのはゲームシステムとしてのリアル度だ。
銃
前述の通りこのゲームはFPSであり、銃が登場する。
この銃のカスタムの幅がめっっっちゃ多い!!
普通のFPSだと銃のカスタムはサイトとグリップなど多くても5カ所くらいしかカスタムする部分がないが、このゲームは銃を構成するほぼすべてのパーツを変更することができる。
本作に登場する銃、パーツ、食料、医薬品、ほとんどが現実に存在するもので、ミリタリー好きな人に刺さる要素が豊富だ。
体力
プレイヤーの体力は7つ部位に分けられており、部位ごとに負傷時のデメリットが違います。
また、状態異常の種類も多く、それに応じた対処法も違う。
どんな弾でも頭に当たると死亡、胴体が壊死すると死亡とハラハラドキドキを楽しる。
UI
この他のゲームでありがちなマップや味方の表示などのUIが一切ない。
マップは自分の知識を頼りに脱出ポイントへ向かう必要があり、味方の位置の把握もVCなどで常に共有しなければいけない。
RPG
このゲームの二つ目の特徴はRPGだということ。
FPSなのにRPGという珍しいゲームになっている。
どういうところがRPGっぽさがあるのか紹介していこう。
トレーダー
このゲームにはトレーダーと呼ばれる商人がいる。
トレーダーでは装備や医薬品を購入することや手に入れたアイテムを売ることができる。
プレイヤーのレベル・親密度・取引量が上げることで、トレーダーの品数は増え、より強い装備を取引することができる。
タスク
トレーダーではアイテムの売買以外にもタスクと呼ばれるクエストを受注することができる。
このタスクをクリアしていくことで販売されるアイテムや親密度が増えることや経験値、新しいトレーダーの解放など様々な報酬を手に入れることができる。
タスクの中には難易度が高いものもありクリアしたときの達成感はとても高い!
スキル
プレイヤーレベルの他にスキルレベルがある。
クローズドβ時点で約30ものスキルが存在し、レベルを上げることでプレイヤーのキャラクターを強くすることができる。
また、かなり大変だがレベルの上限まで行くとより強力な恩恵を受けることができる。
フリーマーケット
トレーダーの他にプレイヤー間で取引ができるフリーマーケットがある。
ここでほとんどのアイテムを売買でき、その時々の需要と供給のバランスにより値段が大きく変わることもある。
サバイバル
このゲームの舞台であるタルコフは紛争状態であり隔離されてしまっている。
生き残りこのタルコフから脱出しなければならない。
食料
FPSゲームには珍しい水と食料のゲージがある。
戦闘に出撃している間常にこのゲージが減っているため途中で飲食しなくてはならない。
このゲージが十分でないと脱水や疲労状態になりHPが減っていくなど大きなデバフになる。
また、医薬品の中には使用するとこのゲージを大きく消費するものもあり常に気にする必要がある。
アイテムロスト
プレイヤーは死亡するとアイテムをほぼすべてロストすることになる。
これは敵も同様で倒した敵のアイテムを奪うことができる。
高価な強い装備か安価で弱い装備で出撃するのか非常に迷うポイントになっている。
ワイプ
ワイプとは全プレイヤーに強制的に行われるデータのリセットである。
このゲームでは、おおよそ半年に1回のペースでワイプが入っている。
サバイバルゲームをプレイしている人は体験したことがあるであろう終盤のインフレ。
このゲームでも時間が経つにつれて、フリーマーケットでは価格が上がり、敵の装備は強くなる。
そういった状況を回避するためにワイプが存在する。
面白いところ!
このゲームの面白いところは無数に存在する。
その中でも筆者が特に面白いと感じた部分について紹介していく。
アイテム収集
アイテムやお金をコツコツ貯め倉庫内がパンパンになっていくのを楽しむ人がいるだろう。筆者もその一人だ。
戦闘を避け、アイテムを漁りお金を増やす。集めたお金で高価な鍵や装備を購入し、より効率的にアイテムを収集することを楽しめる。
予期せぬ大きい報酬
このゲームで最も興奮する時。それは超高額アイテムを手にした時だ。
この時、絶対にロストしたくないという緊張が走る。
これを乗り越え生還できたとき、安堵と共に強い喜びを感じることができる。
知識は裏切らない
このゲームの大きな特徴のワイプ。
ワイプによりアイテムやレベルなど買った時と同じ状態にリセットされてしまう。
しかし、自分が得た経験や知識は失われない。
「良いアイテムがある場所、撃ち合いに強い場所、接敵を避けれる場所」
こういった知識を駆使することで他のプレイヤーに差をつけられる。
戦いに負けたとしても経験を得ることで強くなることができ、より楽しくプレイできる。
多彩な戦闘スタイル
装備や戦法の工夫によって自分に合った戦いをすることができます。
遠距離からの狙撃をしてみたり、物陰に隠れて奇襲してみたり、時には逃げることも…
このゲームは全員が平等な装備ではない。
だからこそ、自分の装備が生かせるような戦法をすることで自分が有利な状況で戦闘することができる。
こういった自分の戦い方を模索していくのが面白いと感じる。
おすすめできる?できない?
タルコフはかなり特殊なゲームであるため楽しめる人、楽しめない人が大きく分かれるゲームだと感じる。
どのような人が楽しめるのか、買うか迷っている人の参考になればと思う。
おすすめできる人
銃が好きな人
現代の武器が好きなゲーマーはかなりオススメできる。
現代の武器がこれほど数が多く、細部まで再現できているゲームはほとんどないと思う。
銃を構成するほぼすべてのパーツがカスタムできる、またすべて実在するものだ。
銃を扱うモーションもしっかり再現されておりリロード、ジャム(動作不良)、チャンバーチェックなどびっくりするほど細かい再現がされている。
リアルなFPSがやりたい人
最近は「APEX」や「ヴァロラント」のような現実離れしたFPSが流行っておりリアルなFPSがやりたくなっている人がいるのではないだろうか。
タルコフは超リアルであり、前述した「APEX」のようなスピーディーな戦闘ではなく慎重な戦闘が進んでいく。
微かな足音を聞き逃さず、最小限の体を出し敵を倒す。
こういったリアルなFPSがやりたい人にもおすすめできる。
刺激が欲しい人
戦場でいつ的に襲われるかわからない緊張感、逆に敵を倒した時の高揚感この刺激が欲しい人におすすめできます。
戦闘の他にも貴重なアイテムを見つけたときなど、思わぬ成果を得られた時にも喜びを感じる。
まさにギャンブル…
おすすめできない人
ゲームでストレスを貯めやすい人
ゲームでストレスを貯めやすい人はタルコフに向いていないかも?
タルコフはかなり理不尽なことが多いゲームだ。
どれだけ上手い人でも一瞬で倒されることも、死亡した原因がわからないこともある。
そういった理不尽があるゲームなのでストレスを強く感じる人は注意が必要だ。
ゲームに時間を割けない人
このゲーム覚えることが沢山ある。
マップと脱出ポイントを覚えないと生還できないし、銃に合う弾薬を覚えないと弾も撃てない。
こういったことを覚える時間がなかったりすると敵にやられるだけでこのゲームを楽しむことが難しい。
また、他のゲームと比べるとマッチ待機時間も長くマッチに行くまでの準備も考えると10分ほど準備で時間が掛かってしまう。
こういった理由からカジュアルなゲーマーには向いていないゲームなのかもしれない。
あとがき
私はこのゲームを約3000時間プレイしており、とても好きなゲームの一つです。
タルコフを買うか悩んでいる人の参考になり、タルコフを好きな人が増えると嬉しいです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!