こんにちは、ゆめちょこです。
今回は、Fifineのマイク「AM8」と「K688」を実際に使ってみたので、比較レビューをお届けします。
どちらのマイクも配信や録音に向いている人気モデルですが、デザインや操作性、音質などに違いがあるので、実際に触ってみた使い心地やおすすめポイントを詳しくレビューしていきます。
これからマイク選びをする方の参考になれば嬉しいです!

企業案件ではないので、素直な感想をお伝えしていきます。
マイクの選び方をわかりやすく紹介!
マイク選びは用途によってどのマイクを選ぶのか大きく変わってきます。
ここではゲームをしながらボイスチャットをしたり、配信をしたりするというゲーマー目線でのマイクの選び方について紹介していきます!
ダイナミックマイクとコンデンサマイクどっちがいいの?

マイクを選ぶときに、まず注目してほしいのが 「ダイナミックマイク」か「コンデンサマイク」か という大きな違いです。
- コンデンサマイク … 音の繊細さを拾えるのが特徴。宅録やナレーション、歌録りなどに向いています。ただし周囲の環境音まで拾いやすいという弱点もあります。さらに構造が精密なため、湿気や衝撃に弱く、丁寧な取り扱いが必要です。
- ダイナミックマイク … 周囲の雑音をカットしやすく、声をしっかりと届けてくれるのが特徴。環境音の多い部屋や、PCファンの音が気になる環境でも使いやすいです。また構造がシンプルなため 耐久性が高く、長期間安定して使える というメリットもあります。
ゲーマー目線でオススメしたいのはダイナミックマイクです!
「余計な雑音を拾わず、クリアな声を味方やリスナーに届けられる」という点で、配信やVCには特に相性が良いんです。
指向性は何を選べばいいの?

次に注目したいのが 「指向性」 です。
指向性とは「マイクがどの方向の音を拾うか」を示すもので、いくつか種類があります。
ゲーマーにおすすめなのは 単一指向性(カーディオイド) のマイクです!
これはマイクの正面からの声をしっかり拾い、背面や横からの音を拾いにくくしてくれる特性があります。つまり、ゲーム音やキーボードの打鍵音を軽減しながら、自分の声をしっかり相手に届けられるんです。
他にはどういうところを見たらいいの?

マイクを選ぶときの大きなポイントは「ダイナミックかコンデンサか」と「指向性」ですが、それ以外にもチェックしておくと後悔しにくいポイントがあります。ここでは細かい部分をいくつか紹介します。
① 接続方式(USB or XLR)
マイクには大きく分けて USB接続 と XLR接続 があります。
- USB接続 … PCに直接つなぐだけで使える手軽さが魅力。配信用途やボイスチャットなど、ライトに使いたい人に最適。
- XLR接続 … オーディオインターフェースが必要ですが、音質を追求できる方式。将来的に本格的な配信環境を作りたい人におすすめです。
最近は「USBとXLR両対応」のモデルも増えており、初心者から上級者まで柔軟に対応できます。
② ミュートボタンの有無
ゲーム配信中やVC中に「咳が出そう」「ちょっと席を外したい」なんてとき、ワンクリックで音を切れるミュートボタンがあると安心です。
中には「物理ボタン式」や「タッチ式」など種類があるので、操作感の好みもチェックしておくと良いですよ。
③ 価格帯
マイクはピンキリで、数千円から数十万円のものまで存在します。ただ、ゲームや配信用途なら 1万円前後〜2万円台 の価格帯で十分に高品質なモデルが揃います。
最初の1本目で高額モデルを選ぶ必要はなく、自分の環境に合ったコスパの良いものを選ぶのがベストです。

これらをすべて踏まえた上でおすすめのマイクを紹介していきます!
おすすめのマイクを紹介!
ここからは、私が実際に使っている FIFINEの「AM8」と「K688」 をご紹介します。
どちらもコスパが良く、ゲーマーや配信者にとって「最初の一本」としても、「買い替え候補」としても十分おすすめできるマイクです。
実際に私もYouTube収録やボイスチャットで多用しており、自身をもって勧められます!

この動画では「AM8」を使って収録しています!
FIFINE AM8の紹介


まずは FIFINE AM8 です。
このマイクの魅力はなんといっても 約8,500円という手に取りやすい価格 にあります。それでいて安っぽさを感じさせず、しっかりと高品質な音を拾ってくれる点が驚きです。
さらにデザイン面でも優秀で、スタイリッシュな見た目に加え RGBライティング を搭載。ゲーミング環境を彩り、配信中の映像映えにも一役買ってくれます。デスク周りを華やかにしたい方には特におすすめです。
実際に使ってみると、ミュートボタンや音量調整ダイヤルが直感的に操作できる位置に配置されている ので、配信やゲーム中でもストレスなく扱えます。価格以上の使いやすさを感じられる一本です。

見た目もカッコいいし、RGBライトがゲーマー心をくすぐる!
スタンド付きでコスパが高いのも魅力ですね!
FIFINE K688の紹介


続いて紹介するのは「FIFINE K688」です。
こちらもダイナミックマイクで、単一指向性を採用しているため、周囲の雑音を拾いにくく、声だけをクリアに録音できます。
このマイクの大きな特徴は、ショックマウントが標準で付属している点です。ショックマウントとは、マイクに伝わる振動や衝撃を吸収してくれるアクセサリーのこと。例えば、机に手を置いたときの「ドンッ」という振動や、タイピング音、ちょっとした揺れがマイクに伝わるとノイズになりますよね。ショックマウントを使うことで、そうした物理的な振動を大幅に軽減できるので、安定した録音が可能になります。
「声はしっかり録りたいけど、机上の雑音は抑えたい」という配信者やYouTuberにとって、かなりありがたい仕様です。
また、ゲーミングマイクではよくあるRGBライティングは搭載されていません。そのため派手さはないものの、全体的にマットブラック基調のデザインで、むしろ落ち着いた高級感を演出してくれます。配信環境をスタイリッシュにまとめたい方や、光り物を避けたい大人ゲーマーにもおすすめです。

AM8より価格は高いですが、良い声を届けたい方におすすめのマイクです!
スペック比較
項目 | FIFINE AM8 | FIFINE K688 |
---|---|---|
マイクタイプ | ダイナミック | ダイナミック |
指向性 | 単一指向性(カーディオイド) | 単一指向性(カーディオイド) |
接続方式 | USB / XLR 両対応 | USB / XLR 両対応 |
機能 |
ミュートボタン マイクゲイン調整つまみ ボリューム調整つまみ(モニタリング用) ヘッドホン端子(モニタリング用) |
ミュートボタン マイクゲイン調整つまみ ボリューム調整つまみ(モニタリング用) ヘッドホン端子(モニタリング用) |
ショックマウント | なし | 標準付属 |
マイクスタンド | 卓上スタンド付属 | なし |
RGBライティング | あり | なし |
価格帯 | 8,529円 | 10,049円 |


表を見てわかる通り、性能面ではAM8とK688の差はそこまで大きくありません。しかし、RGBライティング・ショックマウント・マイクスタンド・価格には違いがあります。
- K688
ショックマウントが標準で付属しているため、机の振動やタイピング音に強く、よりクリアで安定した声を届けたい方に向いています。ただし、マイクスタンドやアームは付属していないため、別途用意する必要があります。また価格もやや高めなので、その点も考慮して購入計画を立てると良いでしょう。 - AM8
卓上スタンドが付属しており、K688と比べても価格が安いため、コスパ重視で手軽に使えるマイクを探している方にぴったりです。さらにRGBライティング対応で、ゲーマー向けのVC用途や配信環境に彩りを加えることができます。
用途や予算に応じて、自分に合ったマイクを選ぶ参考にしてください。
音質の比較
ここからは、実際に私が録音した音源をもとに AM8とK688の音質の違い を体感してもらいます。
私はオーディオインターフェイスを持っていないのでここで聞いてもらう音声はすべてUSB-C接続のものとなっています。
先入観をなくして聞いてもらいたいので私の意見は「ゆめちょこの感想(ここをクリックで開く!)」の中にしまっておきます。
一通り聞いた後、クリックまたは、タップして開いてください!
AM8の音質イメージ

K688の音質イメージ

どちらのマイクも全体的に音がはっきりしていて、クリアに録音できる印象でした。
ただ、K688Wはマイクアームを使用していたため、机を叩いたときの衝撃音が大きくなっている印象を受けました。ショックマウントを装着していたのですが、今回の検証ではその効果をあまり感じられず少し残念……。とはいえ、ノイズキャンセリング機能がしっかり効いていたので、実際の録音には大きな影響はほとんどありませんでした。
音質については、AM8はややざらつきがある一方で、K688の方がよりクリアで聞き取りやすい音に感じられました。

音質については最終的に好みの部分もあると思うので、ぜひサンプルを聴き比べてご自身に合う方を選んでください!。
まとめ

コスパ重視で選ぶならAM8、コスパ&音質重視ならK688ですね。
どちらも最高のマイクなので自身をもってオススメできます!
今回はゲーマー向けマイク FIFINE AM8 と FIFINE K688 を紹介し、それぞれの特徴や音質を比較しました。
どちらも本当に魅力的なマイクで、用途や好みによって選ぶ楽しさがありますね。
私自身も実際に使ってみて、この価格帯でここまで完成度の高いマイクが手に入るのは本当にすごいと感じました。
ゲーマーのVCや配信、録音に少しでも役立てば嬉しいです!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
良いゲームライフを!